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認知症とは【認知デイの管理者の経験談】

はじめまして元認知症デイサービスの管理者、元介護支援専門員(ケアマネ)の社労士の島津と申します。

この記事は、認知症デイサービスの管理者として数々の利用者さんを見てきた経験上から認知症とはについて書いていきたいと思います。
したがって医学的の話しは私は意思ではないため分からないのでご了承ください。
この記事は、認知症は名前は知っているけど具体的によく分からないけど、実際どのような感じなのかの雰囲気を知りたい人が対象です。

認知症について

認知症は具体的な病名ではなく症候群のことになります。
症候群とは、「このような症状が現れたらそういう風に言います。」という感じです。
何を言っているのか分からないと思いますので、具体的に言いますと
妄想、徘徊、物忘れ等が出てきたら認知症と言いましょう。という風な具合です。
これらは徐々に表れてくるので、近くにいる家族は意外に分からないことが多いです。
家族は、単なる老齢による物忘れが最近多くなってきたと思っていることが多いです。

あまり言いたくない言葉としてBPSDという言葉があります。
これは問題行動ととらえてください。
認知症だからと言ってすべて周りに迷惑をかける訳ではなく、認知症の行動の中で他人に迷惑をかける行為をBPSDと言います。
ちなみに何故、私がBPSDと言いたくないからというと、今まで人生を頑張ってきた認知症の方に対して本人意思とは無関係に認知症によって無意識に行われている行為を問題行動とかBPSDとか言って腫物のように言うのが嫌いだからです。

認知症の具体例

具体的に話しをするために今回 老々介護の夫婦を例にします。
仮にA子さんとB男さんでB男さんが認知症だとしましょう。

ケース1
B男さんは、どこかに出かけようとします。
A子さんは、迷子になるから必死に止めます。
しかし、それを振り切ってB男さんは出ていき、迷子になります。
そして、市内の迷子の放送が入ります。

ケース2
B男さんは、孫が来たのでお小遣いを上げました。
後日、B男さんは、自分の財布の中身をみたらお金が減っていることに気が付きます。
孫にお小遣いを上げたことを忘れています。
B男さんはこう考えます。
「誰かがお財布から盗んだ!」
そこから色々考えた結果、A子さんが盗んだと思うか、泥棒が入ったと思うかは様々です。
今までにあったケースだと嫁がネコババしてると近所の人に言い回るケースか警察を呼ぶケースになります。

ケース3
B男さんが電話に出て対応します。
認知症のB男さんは通常、見た目や話し方で認知症とは判断が付きにくいので普通の会話をします。
これがA子さんへの伝言(スケジュール等)だとします。
当然B男さんはこの電話のこと自体を忘れています。
A子さんは伝言を聞いてないのでスケジュールの日に欠席します。
当然、来なかったことについて連絡が来て、そこで伝言が届いてないことをA子さんは知ります。
私の経験の中ではここでいう伝言は個人事業主の家庭で重要な伝言であったそうで私がB男さんに会ったときは顔にあざがあって虐待の疑いがありました。

挙げればきりがないですがこんなところにしておきます。

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